阪神競馬場 ダート1200m 傾向と対策

阪神競馬場 ダート1200m 傾向と対策 ダートコース攻略データ

当記事では、過去5年(2018~2022年)に行われた阪神競馬場ダート1200m戦343レース、5,029頭のデータを元に、傾向と対策を掲載しております。

競馬初心者の方からベテランの方までお楽しみいただけると自負しております。あなたの馬券戦略のご参考になれば幸いです。(^_^)

コース概要

阪神競馬場 ダート1200m
阪神競馬場 ダート1200mの特徴

スタート地点は向正面の2コーナー出口付近。スタート後、3コーナーまでの距離は約342m。スタート後200mは平坦で、その後は緩い下り坂が続きます。

ゴール前約200m地点から約130m付近にかけて、高低差約1.5mの急坂が待ち受けています。最後は急坂を乗り切るパワーが要求されるコースと言えるでしょう。

一周距離幅員直線距離高低差
1,517.6m22~25m352.7m1.6m
JRAサイトより引用

枠番別成績

下表は過去5年(2018~2022年)の枠番別成績です。どの枠の好走率が高いのでしょうか。下記の表をグラフをご覧ください。勝率・連対率・複勝率の上位3位にはマーカーでチェックを入れています。

枠番1着2着3着4着勝率連対率複勝率単回値複回値
1枠3020364635.5%9.1%15.7%4963
2枠4340344677.4%14.2%20.0%6261
3枠3244454825.3%12.6%20.1%3075
4枠3844434946.1%13.2%20.2%4575
5枠4255534926.5%15.1%23.4%9282
6枠5055335217.6%15.9%20.9%4468
7枠4544455386.7%13.2%19.9%5258
8枠6342535209.3%15.5%23.3%9283
阪神競馬場 ダート1200m 枠番別成績 (2018年1月6日~2022年12月28日)
阪神競馬場 ダート1200m 枠番別成績 グラフ

1枠の成績がかなり落ち込んでいるのが目立つところ。2~4枠がソコソコの数値を出しているので、何らかの原因があると思われます。(序盤のポジショニングで後手を引き、包まれてしまう等)

あとは、6・8枠の勝率・連対率・複勝率にマーカーが付いており、グラフもそれなりに山になっています。その間の7枠もソコソコの数値なので、外枠が有利と見て良いと思います。

阪神競馬場 ダート1200m 枠番別成績 まとめ
  • 1枠の成績が悪い。
  • 外枠の成績良し。

脚質別成績

下表は過去5年(2018~2022年)の脚質別成績です。阪神ダート1200mではどのような結果になっているのでしょうか。下記の表とグラフをご覧ください。

脚質1着2着3着4着勝率連対率複勝率単回値複回値
逃げ76444318022.2%35.0%47.5%170129
先行18416312875914.9%28.1%38.5%123119
差し6710712315063.7%9.7%16.5%4062
追込16304815221.0%2.8%5.8%833
阪神競馬場 ダート1200m 脚質別成績 (2018年1月6日~2022年12月28日)
阪神競馬場 ダート1200m 脚質別成績 グラフ

短距離戦ということもあり、逃げ・先行馬が有利ということが表とグラフから分かります。差し・追込馬の出番は少ないと言って良いでしょう。

最後の直線に急坂が待ち受けているので、逃げ・先行馬には厳しいと思いきや、それは杞憂に終わりました。馬券的にも逃げ・先行馬を中心に予想を組み立てるのが良さそうです。

阪神競馬場 ダート1200m 脚質別成績 まとめ
  • 逃げ・先行馬が圧倒的に有利。
  • 差し・追込馬の出番は少ない。

枠番別脚質別成績

ここまでで、枠番では外枠が有利。脚質は逃げ・先行馬が有利ということが分かりました。

ここまでの考察を総合して、外枠の逃げ・先行馬が有利なのか。枠番別成績を脚質ごとに細分化した複勝率を見てみましょう。

枠番逃げ先行差し追込
1枠33.9%33.7%13.9%2.7%
2枠57.8%34.1%12.3%6.8%
3枠50.9%31.0%18.5%7.0%
4枠31.4%43.1%17.8%6.9%
5枠50.0%42.3%17.3%10.4%
6枠52.2%39.1%18.7%4.8%
7枠51.7%38.7%16.1%3.9%
8枠52.3%40.9%16.7%3.4%
阪神競馬場 ダート1200m 枠番別脚質別成績 複勝率 (2018年1月6日~2022年12月28日)
阪神競馬場 ダート1200m 枠番別脚質別成績 グラフ

上表のグラフを見ると、脚質は逃げ・先行馬が有利であるものの、逃げ馬の複勝率に関して、2枠が異常に高く1・4枠が異常に低くなっている結果です。このままでは傾向が掴みにくそうです。

こういった場合は、先行馬の成績を見るとそのコースを傾向が掴みやすいもの。その先行馬の成績を見ると内枠よりも外枠の複勝率が高くなっていることがわかります。それが、阪神競馬場ダート1200mの傾向と言って良いと思います。

逃げ馬に関しても外枠は安定した成績。内枠は既述した通り不安定な成績のため、狙うのはちょっと怖いかなという感じです。

阪神競馬場 ダート1200m 枠番別脚質別成績 まとめ
  • 逃げ・先行馬が有利。
  • 内枠は不安定な成績。外枠は比較的安定な成績。
  • 差し・追込馬は枠順問わず上位に食い込むことは難しい。

種牡馬別成績

下表は2018~2022年の阪神競馬場ダート1200mにおける種牡馬別成績です。総レース数(343レース)の10%である35レース以上出走した産駒の種牡馬の成績を集計対象としています。

下表は複勝率順で20位まで示しましています。参考までに、勝率10%以上、連対率20%以上、複勝率30%以上、単回値・複回値が120以上の数値にはマーカーを引いています。

種牡馬名1着2着3着4下勝率連対率複勝率単回値複回値
フリオーソ25724385.3%18.4%36.8%40113
ブラックタイド44729449.1%18.2%34.1%40142
ヘニーヒューズ25292315923610.6%22.9%32.6%8771
ドレフォン934345018.0%24.0%32.0%11070
キンシャサノキセキ1713241261809.4%16.7%30.0%54104
モーリス663385311.3%22.6%28.3%5681
ホッコータルマエ34531437.0%16.3%27.9%1962
ロードカナロア1518211502047.4%16.2%26.5%4870
パイロ1110151011378.0%15.3%26.3%4963
ディスクリートキャット855527011.4%18.6%25.7%7258
シニスターミニスター101210941267.9%17.5%25.4%9271
スマートファルコン834466113.1%18.0%24.6%15468
マクフィ32428378.1%13.5%24.3%6678
ミッキーアイル1043547114.1%19.7%23.9%5749
グランプリボス24329385.3%15.8%23.7%2676
サウスヴィグラス2217151752299.6%17.0%23.6%5171
スウェプトオーヴァーボード24227355.7%17.1%22.9%11659
トランセンド34231407.5%17.5%22.5%385109
プリサイスエンド25438494.1%14.3%22.4%1566
マジェスティックウォリアー34749634.8%11.1%22.2%49103
阪神競馬場 ダート1200m 種牡馬別成績 35レース以上出走 (2018年3月4日~2022年12月28日)

パッと見、上位で盤石そうなのは、ヘニーヒューズドレフォンくらいでしょうか。ただし、人気になりやすいのか、単回値・複回値は低めです。

上表のランキングの中には、芝レースで活躍する産駒を輩出する種牡馬もいます。条件を絞れば特定のコースで成績がアップするかもしれません。

まずは、ダートでは定番のヘニーヒューズ産駒の年度別成績を見ていきましょう。

ヘニーヒューズ

父 Hennessy(ヘネシー) 母 Meadow Flyer(メドウフライヤー) 母父 Medowlake(メドウレイク)。

自身は2歳にデビュー。その後、6F~8.5FのGIを勝っているように、早い仕上がりで短距離からマイルくらいで活躍する産駒が多いようです。産駒の勝率・連対率・複勝率は基準値を超えています。

では、年度別のヘニーヒューズ産駒の成績を見てみましょう。

1着2着3着4下勝率連対率複勝率単回値複回値
2023年361248.8%26.5%29.4%4248
2022年454407.5%17.0%24.5%13276
2021年6772912.2%26.5%40.8%8586
2020年573389.4%22.6%28.3%3954
2019年4262012.5%18.8%37.5%12181
2018年4231516.7%25.0%37.5%10279
阪神競馬場 ダート1200m ヘニーヒューズ産駒成績 (2018年3月4日~2023年6月25日)

2021年の成績をピークにここ2年は下降気味。それでも連対率26.5%は素晴らしい成績だと思います。ただし、単回値・複回値はかなり低めなので、人気&オッズと相談する必要がありそうです。

これだけだと食指が動くには至らないと思いますので、深掘りデータを調べてみました。年齢別成績を下に記しますので、見てみましょう。

年齢1着2着3着4下勝率連対率複勝率単回値複回値
2歳7542218.4%31.6%42.1%10263
3歳1412137112.7%23.6%35.5%11377
4歳2104373.8%22.6%30.2%3169
5歳223226.9%13.8%24.1%5280
6歳100127.7%7.7%7.7%12230
7歳00020.0%0.0%0.0%00
阪神競馬場 ダート1200m ヘニーヒューズ産駒 年齢別成績 (2018年3月4日~2023年6月25日)

上表を見ると、2・3歳戦のヘニーヒューズ産駒は「買い」ということがお分かりいただけると思います。他メディアでも同じようなことが掲載されていますが、実際に自分で調べて納得の結果。(^_^)

4歳馬も連対率・複勝率は基準値をクリア。それ以降は、年齢を重ねるとともに成績が下がっているのが分かります。

ただ、年度ごとに成績が下降気味でしたので、念のため2・3歳馬の年度別成績を調べてみました。下表をご覧ください。

1着2着3着4下勝率連対率複勝率単回値複回値
2023年3301018.8%37.5%37.5%9157
2022年213616.7%25.0%50.0%441145
2021年212815.4%23.1%38.5%3156
2020年3212011.5%19.2%23.1%4636
2019年125154.3%13.0%34.8%1847
2018年4131418.2%22.7%36.4%11176
阪神競馬場 ダート1200m ヘニーヒューズ産駒 2・3歳馬年度別成績 (2018年3月4日~2023年6月25日)

2・3歳に限定した年度別成績では、毎年好成績を挙げています。これならば、安心して買えそうですね。(^_^)

さらにこれを牡・セン馬限定で絞り込むと、さらなる数値が発掘できます。

1着2着3着4下勝率連対率複勝率単回値複回値
2023年310533.3%44.4%44.4%16271
2022年111512.5%25.0%37.5%611157
2021年202522.2%22.2%44.4%4555
2020年121126.3%18.8%25.0%3540
2019年02430.0%22.2%66.7%082
2018年112511.1%22.2%44.4%1890
阪神競馬場 ダート1200m ヘニーヒューズ産駒 2・3歳 牡・セン馬 年度別成績 (2018年3月4日~2023年6月25日)

牡・セン馬限定で絞り込むと、2021年・2023年はエライことになっています。特に複勝率は基準値を大幅に超えており、複勝・ワイド・3連複におあつらえ向きの種牡馬と言えるでしょう。

阪神競馬場 ダート1200m ヘニーヒューズ産駒成績 まとめ
  • 2歳・3歳戦に強い。
  • 年齢を重ねると成績が下降気味。深追いは禁物。
  • 牡・セン馬に限定すると、更なる成績。

キンシャサノキセキ

父 Fuji Kiseki(フジキセキ)、母 Keltshaan(ケルトシャーン)、 母父 Pleasant Colony(プレザントコロニー)。

南半球産9月生まれということで、同期の中では半年ほど遅生まれになります。にもかかわらず、新馬・ジュニアカップと連勝。年を重ねて高松宮記念を連破。

自身と同じく仕上がりの早い産駒が多いようです。

では、キンシャサノキセキ産駒の年度別成績を見てみましょう。

1着2着3着4下勝率連対率複勝率単回値複回値
2023年122135.6%16.7%27.8%2359
2022年447279.5%19.0%35.7%2664
2021年5432712.8%23.1%30.8%45121
2020年036230.0%9.4%28.1%0155
2019年4131914.8%18.5%29.6%154113
2018年3022012.0%12.0%20.0%9087
阪神競馬場 ダート1200m キンシャサノキセキ産駒 年度別成績 (2018年2月25日~2023年6月25日)

上表を見ると、2021年以外はそれほど突出した数値は見当たりません。このままでは、積極的に買いたいとは思えないですよね。

では、買いたくなるような深掘りデータをご紹介いたしましょう。

1着2着3着4下勝率連対率複勝率単回値複回値
2歳5351517.9%28.6%46.4%7879
3歳347554.3%10.1%20.3%5496
4歳6152018.8%21.9%37.5%5860
5歳333239.4%18.8%28.1%6085
6歳022100.0%14.3%28.6%0172
7歳00140.0%0.0%20.0%092
8歳01020.0%33.3%33.3%0763
阪神競馬場 ダート1200m キンシャサノキセキ産駒 年齢別成績 (2018年2月25日~2023年6月25日)

まず、2歳馬の成績が他の世代よりも良いことが分かります。4歳馬については、2022年・2023年と成績が急激に良化しています。新たな傾向なのかもしれません。覚えておいた方が良いかも知れません。

深掘りデータとして、上表の結果を更に牡・セン馬に絞り込んでみましょう。

年齢1着2着3着4下勝率連対率複勝率単回値複回値
2歳434821.1%36.8%57.9%7792
3歳134253.0%12.1%24.2%4146
4歳5141222.7%27.3%45.5%7871
5歳212169.5%14.3%23.8%7286
6歳02280.0%16.7%33.3%0200
7歳00130.0%0.0%25.0%0115
8歳01020.0%33.3%33.3%0763
阪神競馬場 ダート1200m キンシャサノキセキ産駒 年齢別牡・セン馬成績 (2018年2月25日~2023年6月25日)

牡・セン馬に絞り込むと更に成績が上昇しています。全体的に牝馬は奮わないので、手を出すのは控えたほうが良さそうです。既述したヘニーヒューズ産駒の傾向と似ていますね。(^_^)

阪神競馬場 ダート1200m キンシャサノキセキ産駒成績 まとめ
  • 2歳馬の成績良し。ただし、近年4歳馬の成績が上昇傾向なので、コチラも要注意。
  • 条件を更に牡・セン馬に絞り込むと2歳馬の複勝率は50%超え。ただし、牝馬は奮わず。

阪神競馬場 ダート1200m 傾向と対策 まとめ

阪神競馬場ダート1200mの傾向と対策を述べてまいりましたが、いかがでしたでしょうか。
短距離戦らしく逃げ・先行馬が有利というのはこのコースでも当てはまるようです。

枠順に関しては、内枠よりも外枠が安定して有利。という感じ。

阪神競馬場ダート1200mのコース傾向をまとめてみましたので、ご覧ください。

阪神競馬場 ダート1200m コース傾向 まとめ

これまで考察した傾向から、阪神競馬場ダート1200mの対策を下記にまとめてみました。

阪神競馬場 ダート1200m コース傾向 まとめ
  • 1枠の成績がかなり悪い。外枠が有利。
  • 逃げ・先行馬が圧倒的に有利。差し・追込馬の出番はほとんどなし。
  • 総じて、逃げor先行 外枠が有利なコースレイアウト。

阪神競馬場 ダート1200m 種牡馬傾向 まとめ

このたびは2頭の種牡馬の産駒傾向を取り上げました。対策としてまとめましたのでご覧ください。

阪神競馬場 ダート1200m 種牡馬傾向 まとめ
  • ヘニーヒューズ
    • 2歳・3歳戦に強い。
    • 年齢とともに成績が下降。深追いは禁物。
    • 牡・セン馬に限定すると素晴らしい成績。
  • キンシャサノキセキ
    • 2歳馬の成績良し。近年は4歳馬の成績も向上。
    • 牡・セン馬に限定すると複勝率50%超え。
    • 牝馬は奮わず。

編集後記

今回は注目の種牡馬としてヘニーヒューズとキンシャサノキセキを取り上げてみました。以前から認識していましたが、どちらの種牡馬の産駒も2歳戦から活躍できることを、改めて理解できました。(^_^)

と同時に、今回のキンシャサノキセキ産駒のように(4歳馬が活躍傾向にある)、傾向が変わりつつあるタイミングをいち早く知ることができたのが良かったと思います。

今回ご紹介した種牡馬は両頭ともメジャーでしたが、今後、マイナーな種牡馬を取り上げることができれば、楽しみが増えるかなと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。<(_ _)>

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